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心を揺さぶる一冊との出会いは人生の宝物。書店独自のこだわりやオススメ本を参考に、さあ、書店巡りの旅に出かけてみませんか?
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株式会社vidawayが経営するTSUTAYA苫小牧バイパス店を案内してくれたのは、林愛弓さん。高2のときから同店でアルバイトを務め、今では勤務歴10年近く。かわいらしい小柄な風貌ながらアルバイトリーダーを任せられているしっかり者だ。
店を入ってすぐの場所にはTSUTAYA本部と連携したフェア台が置いてあり、左手には「最近売上が上向き」の児童書コーナーが。売上好調の理由はディズニー映画『アナと雪の女王』や『妖怪ウォッチ』『悪夢ちゃん』などの人気コンテンツがひしめいていることにある。なかでも『アナ雪』は関連本の他にノートやお弁当箱などのグッズも好調。7月16日のDVD発売を楽しみにしているご家庭も多いことだろう。
そしてなんといってもこのお店の特徴は、苫小牧のどの書店でも力を入れていたコミック色がさらに強いこと。店を大きく3分割すると雑誌、コミック、それ以外といった配分で、コミックが圧倒的な存在感を放っている。担当者である林さん自身も「今日はどんな本が入ってくるのか毎日が楽しみです!」というほどのコミック好き。1日に30〜40タイトル入荷してくる中で掘り出し物を見つけるのが最上の喜びになっている。近年の青年コミックは女性を含め上下に年齢層が広がっており、題材も“細くて深い”ものが増えている。書店側がヒット作や映像化本、新刊以外の幅をどれだけ持っているかが、コミックファンが通いづめる分かれ道になっている。
同店の1階には他社が経営する中古コミックのセルショップもあるが、その影響は?という質問には「お客様のほうが上手に使い分けていらっしゃるようで、うちで1〜10巻のまとめ買いをされた方が5巻がたまたま切れていたのでそこだけ中古で補完した、というお話もあります」とのこと。新品が欲しいか、中古にするか、まだまだいろんな使い分けがありそうだ。
オフで東京に遊びに行くときも「いつも本屋さんが気になる」という林さん。「有隣堂横浜駅西口コミック王国さんには、毎日本に囲まれている自分たちでも見たことがない作品があってビックリ!勉強になります」といい、コミック担当者としてのアンテナを高く広く張り巡らせているようだ。
【 住 所 】苫小牧市ときわ町6-23-30
【 電 話 番 号】0144-68-6666
【 営 業 時 間】10:00〜24:00
【 定 休 日 】年中無休
ふじもとゆうきさんの作品はもともと大好きで、その中でも特にお気に入りはコレ!両親を亡くした花寺家5人兄弟の日常があたたかくユーモラスに描かれています。兄弟同士の会話も楽しくて、海外ドラマの『フルハウス』が好きな人は絶対楽しめるはず!1〜4巻の表紙は花寺家の春夏秋冬を描いているので、ぜひ店頭で確かめてみてくださいね。
こちらは女子高生の日常が題材ですが、なんと一切セリフなしで効果音のみ!サイレント女子高生漫画です。でも大丈夫!キャラクターの表情が豊かなので、読んでいるうちに主人公3人組の声がちゃんと聞こえてきます。少しおバカでほんわかかわいい。チャレンジングな試みをしているけれど、まったり癒される不思議な一冊です。
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