2018人気記事総集編
書店ナビ | 2018年の北海道書店ナビは、人気の選書企画「5冊で『いただきます!』フルコース本」以外にもさまざまな旬の話題を追いかけてきました。 年内最後の更新となる今回は、今もなおアクセスが伸びている人気記事の総集編! この年末年始にじっくり読んでもらえるとうれしいです。 |
---|
前菜 現在進行形の挑戦!「私、本屋を出します」
第392回 かの書房[2018.9.3&9.10]
[応援企画]札幌にちいさな新刊書店ができるまで
「かの書房」のチャレンジを追う《スタートアップ編》
ふりかえりトーク
個人経営の新刊書店が札幌にできるのは何年ぶりのことでしょう。むしろ閉店のニュースが多かった平成の30年間を終え、おそらく新年号の道内開店第一号となるのが札幌市豊平区で開業準備中の「かの書房」さんです。
たった一人の開業はもちろん順風満帆ではありません。資金繰りに難航し、当初2018年12月のはずだった開店は年を持ち越すことになりました。
それでも歩みをとめず、まだ商品が入らない棚を逆に利用してクリスマスに古本マーケットを企画するなど、店主・加納あすかさんのやる気は充分!
メディアに取材される機会も増え、あるとき加納さんのもとに一通の匿名のおたよりが届きました。中には達筆で開店を応援する旨のお手紙と一万円が。
皆が応援しているかの書房さん、開店したらぜひ足を運んでみてください。
メイン 翻訳出版のプロの言葉に頭も心も満たされて
第397回 北海道ブックフェス2018 翻訳家柴田元幸氏トークライブツアーレポート[2018.10.15]
ふりかえりトーク
個人経営の新刊書店が札幌にできるのは何年ぶりのことでしょう。むしろ閉店のニュースが多かった平成の30年間を終え、おそらく新年号の道内開店第一号となるのが札幌市豊平区で開業準備中の「かの書房」さんです。
北海道ブックフェス2018のゲストは、翻訳家の柴田元幸さんでした。北海道滞在中4回ものトークイベントをこなすというなかなかハードなスケジュール。思わず全部追っかけてしまいました。
会場はどこも盛況で、札幌市中央図書館には定員120名のところ170名が来場!トーク時間ギリギリまで質問の手が上がり、「少しでも長く柴田さんの話を聞きたい」という熱気に包まれていました。
最終日は翻訳教室。「原文と訳は等価であること」「訳者のセンスが前に出過ぎてはいけない」など、翻訳最前線に立つ柴田さんの言葉を真剣に書き留める受講者が多かったです。
デザート 個性派出版社7社を江別蔦屋書店で盛り合わせ!
「北の出版人 本気&本音トーク」レポート[2018.12.10]
ふりかえりトーク
2018年11月21日にオープンした江別蔦屋書店初のイベントは、札幌から個性派出版社7社を集めての「北の出版人 本気&本音トーク」!
日頃何かと忙しい同業他社が集まるのは貴重な機会。各社の看板編集者が一堂に介し、「実は似たような企画を考えていた」「うちにもその企画は持ち込まれていた」など、この日初めて明かされる話に大いに盛り上がりました。
地元北海道にどんな出版社があるか、どんな思いで”入魂の一冊”を世に問うているのか――肝心の道民は案外知らないもの。
江別蔦屋書店にお運びの際は北海道の出版社チェックもどうぞお忘れなく!
019年も北海道書店ナビをよろしくお願いいたします!
©2024北海道書店ナビ,ltd. All rights reserved.