心を揺さぶる一冊との出会いは人生の宝物。書店独自のこだわりやオススメ本を参考に、さあ、書店巡りの旅に出かけてみませんか?
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書店員の傳甫さんは5年前から同店勤務。古書店に勤めた経験があり、そこを辞め他の業界で働いたときに実感した書店への思いが捨てがたく再び本を扱う世界に戻ってきた。最初の配属先だった実用書から3年前に文庫・新書に移動。1年目は文庫チームに入り、想像以上の売れ行きの多さに驚いたという。「実用書は目的買いがメインですが、文庫・新書は不特定多数のお客様が“何かいい本、あるかな”くらいの気持ちでご覧になっているケースがほとんど。それでも“黙っていても売れる”というわけでないので、各出版社別の文庫担当者がエンド台のイチオシ本を入れ替えたりして変化のある棚づくりを考えています」。
文庫は“ジャケ買い”ならぬ“表紙買い”も多く、人気漫画家が描き下ろした新装丁になれば古典の名作も動く、という出版社の仕掛けはよく知られているところだ。一方、新書の場合、タイトルごとに大きく表紙デザインが変わらないため、頼みの“帯”に著者の顔を載せるなどして訴求力を高めている。「新しい出版社さんだと表紙もビジュアル的なものが多くなりましたが、文庫と比較するとまだまだ文字情報のみのイメージ。積極的にフェアを展開して、店のスタッフに作ってもらったポップや看板でお客様に興味を持っていただけるように工夫しています」。【 住 所 】札幌市中央区北5条西5丁目7 sapporo55
【 電 話 番 号】011-231-2131
【 営 業 時 間】10:00〜21:00
【 定 休 日 】年中無休
有川浩さんは大好きな作家の一人。登場人物同士のかけあいや人間関係が好きで、この本もハードカバーのときに読みました。タイトルだけを見ると敬遠しがちですが、そこをぐっとこらえて手に取っていただきたい。同級生であるおっさんたちがいい意味で予想を裏切ってくれます。ドラマ化も楽しみな痛快作!一気読みできる一冊です。
『海賊…』で2013年第10回本屋大賞を受賞した百田直樹さんのデビュー作。V6の岡田さん主演映画が公開される前から当店でずっと売れ続けているロングセラーです。買って行かれるお客様の年齢層の幅広さにも驚かされます。章ごとに考えさせられること、感じることが多く、私たち日本人が読んでおきたい本だと思いました。個人的にも映画館に観に行く予定です。
写真の迫力がとにかくすごい!タイトルどおり世界の絶景・秘境が一冊に詰まったぜいたくな写真集であり、実は「ここに行くには」というアクセス情報が載ったガイドブックでもあります。有名な場所も載っていますが、セネガルにあるバラ色の湖「ラック・ローズ」など初めて知るところもいっぱい。「世界で最も美しい図書館」というテーマで4館紹介されていて、それがどこかは…ぜひご自分でお確かめください!
第1位:「永遠の0」 百田尚樹 著(講談社)
第2位:「下町ロケット」 池井戸潤 著(小学館)
第3位:「幸福な生活」 百田尚樹 著(祥伝社)
第1位:「面倒だから、しよう」 渡辺和子 著(幻冬舎)
第2位:「舞台」 西加奈子 著(講談社)
第3位:「昭和の犬」 姫野カオルコ 著(幻冬舎)
第1位:「心配事の9割は起こらない 」 枡の俊明 著(三笠書房)
第2位:「できる人の仕事のしかた」 リチャード・テンプラー 梅田直美 著(ディスカバー・トゥエンティワン)
第3位:「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」 堀江貴文 著(ダイヤモンド社)
第1位:「ズボラでも血糖値がみるみる下がる57の方法 」 板倉弘重 著(アスコム)
第2位:「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」 詩歩 著(三才ブックス)
第3位::「dancyu日本一のレシピ 」 (プレジデント社)
第1位:「おやすみ、はたらくくるまたち」 シェリー・ダスキーリンカー 著 トム・リヒテンヘルド 絵(ひさかたチャイルド)
第2位:「しっぽ、しっぽ、しっぽっぽ」 木曽秀夫著 (フレーベル館)
第3位:「きんぎょがにげた」 五味太郎 著 (福音館書店)
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