北海道書店ナビ

北海道書店ナビ 第59回 文教堂書店新さっぽろDUO店

書店所在地はこちらをご覧下さい

心を揺さぶる一冊との出会いは人生の宝物。書店独自のこだわりやオススメ本を参考に、さあ、書店巡りの旅に出かけてみませんか?


2011年10月26日、新さっぽろターミナルビルDUO1の4階に文教堂書店がオープン!同じDNPグループである丸善からバトンを渡され、引き続き読書の魅力を発信する。【2011.12.26】

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=4TgS5XKqirg]



厚別区初お目見えの文教堂書店



案内役は小島孝夫店長。2年前に長野県から札幌地区の統括に。今回の新さっぽろDUO店オープンにともない、同店店長も兼務する。

「市内では中央区から北エリアでの店舗展開が多かった文教堂ですので、厚別区の皆さんには“店名自体、初めて聞く”という方も多いと思います。現在、レジでポイントカードのご紹介もしております。市内の文教堂書店全店共通ですので、ぜひご利用ください」

200坪を誇る書籍売り場



店は書籍が200坪に、文具が50坪。取材当日は平日の午前中だったため、ゆったりとした店内に人影は数えるほど。だが、土日のウイークエンドともなれば、DUOに集まる買い物客で賑わうという。

「豊富な品揃えのほか、今後は検索機も導入してお客様の利便性を高めていきたいと考えております。お近くにいらした際にはぜひ、お立ち寄りください」
Store picture



話題書を豊富に取り揃えているのはさすが文教堂




コミックやライトノベルも充実の品揃え


Basic information
【  名    称  】文教堂書店新さっぽろDUO店
【  住    所  】札幌市厚別区厚別中央2条5丁目新さっぽろターミナルビルDUO-1 4階
【 電 話 番 号】011-801-8111
【 営 業 時 間】朝 10:00〜夜 21:00
【 定  休 日  】年中無休

小島店長がセレクト!3冊のおすすめ本

1)石田衣良著「親指の恋人」(小学館)

ここ最近の出版業界の傾向として、表紙のビジュアルに魅せられたお客様が手に取っていく「表紙買い」が続いています。そのブームを作った1人が、イラストレーターの中村佑介さん。この「親指の恋人」でも繊細なタッチで、現代版「ロミオとジュリエット」といわれる物語世界を見事に表現しています。


2)野島伸司著「スヌスムムリクの恋人」(小学館)
ブックデザインを中心に活動するグラフィックデザイナー山田満明さんの表紙が印象的です。山田さんのブログタイトルはその名も「装丁内」。ブックデザインへの愛が詰まったイラストを入口に、野島伸司さんが描く「究極の愛のかたち」に触れてください。
美しい装丁の本)中田永一著「くちびるに歌を」(小学館)
こちらも同じく山田満明さんが表紙を担当。TVの週刊ブックレビューでも「この本は絶対くる!」と取り上げられた話題本です。物語の舞台は長崎県五島列島の中学校。合唱コンクールを目指す子どもたちの青春ストーリー。他の作品を見てもそうですが、ジュニア小説は売れ始めたらロングセラーになる傾向が、大。本作もきっとその仲間入りを果たすのではないでしょうか。

ページの先頭もどる

最近の記事