心を揺さぶる一冊との出会いは人生の宝物。書店独自のこだわりやオススメ本を参考に、さあ、書店巡りの旅に出かけてみませんか?
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有限会社札幌ブックセンターが経営するTSUTAYA苫小牧三光店。東西に長い苫小牧の中で三光町はJR苫小牧駅よりも東に位置する。「市の西側にもTSUTAYAがあるので、当店は街の中心部から右側、苫小牧東ICまでのお客様を対象にしているイメージです」。宮下一樹店長がそう解説してくれた。
昨年2月に札幌のTSUTAYA元町店から苫小牧へと異動になった宮下さん。異動後は早速、店の売上傾向に目を配り、ゾーニングの変更に取りかかった。「苫小牧という限られたパイの中で生き残るには、リピーターの確保が生命線。店のスペースにも限りがあるので “今の売れ筋をさらに強化する”構成にしようと考えました」。
客層の中心は20〜30代の男性層。コミックが店の売上を引っぱっている現状を踏まえ、店舗入口から歩いてすぐの“一等地”にコーナーを移動した。他店であれば文芸や新刊が並ぶところを、思いきって強みのコミックを前面に打ち出す作戦だ。また、コミックの中でも特に動きがいい “萌え”系作品も棚の数を増やしてしっかり強化。「他にも青年コミックは掘り出しものが多いので、おもしろい作品をピックアップして店のカラーを打ち出していきたいです」。自身もコミック好きという宮下さんにとって自然と力が入るコーナーのようだ。
【 住 所 】北海道 苫小牧市三光町5丁目26番地39
【 電 話 番 号】0144-34-3888
【 営 業 時 間】24時間営業
【 定 休 日 】年中無休
北海道出身の作家さんによる箏を題材にした高校生たちの青春ストーリー。絵のタッチが繊細で美しく、私たちにはあまりなじみのない箏の説明もしっかりと描かれているので門外漢でも楽しく読めます。登場人物の感情がひしひしと伝わってくるので「頑張れ!」と応援したくなり、こちらも前向きになれる作品です。
トリック好きにはたまらない!その名も『どんでん返し』というズバリそのもののタイトルが目に飛び込んでくる短編ミステリー。驚愕のラストが待つ短編6本はどれも会話文のみで構成されている、というちょっと変わったスタイルも挑戦的です。ミステリーの名手として数数の名作を残した故人の力量にあらためて感動させられます。
テレビ番組『世界の果てまでイッテQ!』で紹介されて以来、話題沸騰になったウユニ塩湖の素晴らしさを伝えてくれる写真集。最近は絶景本が流行っていますが、本書はウユニ塩湖のみで構成されているという潔さにも注目です。美しいという言葉だけでは言い表せないような光景がたくさん収録されています。
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