心を揺さぶる一冊との出会いは人生の宝物。書店独自のこだわりやオススメ本を参考に、さあ、書店巡りの旅に出かけてみませんか?
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琴似といえば札幌でも歴史のある街として知られている。7月下旬に刊行される写真集『札幌市の昭和』(いき出版)の中でも懐かしい琴似の街並みが紹介されている。写真集の推薦者であるアシーネ琴似店田中克明店長のお話によると、約1万円という高価格から発売元は販促に「相当力を入れている」とのこと。同店にも収録内容から琴似の風景を抜粋した“ご当地パネル”が配られ、来店者の視線を集めている。「地元に長くお住まいのお客様が目をとめてくださるかも」と田中店長も期待を寄せ、8月15日の終戦記念日まで他の昭和関連本とあわせて展開していくという。主婦の味方『クロワッサン』と『オレンジページ』は季節を問わないロングセラー。
【 名 称 】アシーネ琴似店
【 住 所 】札幌市西区琴似2条4-2-2ダイエー琴似店3F
【 電 話 番 号】011-644-9708
【 営 業 時 間】9:00〜22:00
【 定 休 日 】年中無休
イノベーション・クリエーター千田琢哉さんの著作はどれもオススメですが、こちらはそのCD付き最新刊。職場で成長したいと思う方にぜひ読んでほしい一冊です。タイトルにある20代に限らず、いくつになっても読めばハッとさせられるキレのいい警句が満載です。私が個人的にもファンであることから、当店では千田コーナーを設けています。
1998年初版の作品ですが、今読み直しても面白い!記念すべき第1回メフィスト賞受賞作。時代を先読みするかのようにいち早くコンピュータを取り扱った究極の謎解きミステリー。コンピュータに残されたメッセージに助教授とお嬢様学生のコンビが挑みます。文系の人間は少しとっつきづらいかもしれませんが、読み進めていく価値は充分あります。「F」の謎とは一体何なのか。すべてに得心がいく結末が待っています。
近年はコミックタッチの表紙が氾濫する中、圧倒的な存在感を放つ本作です。同じ幻冬舎から出ている前作「アダルト・エデュケーション」の“赤”に対し、旧家に育った血のつながらない兄妹の愛情を描いたこちらは“青”。芸術作品のようなたたずまいに引き寄せられます。
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