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心を揺さぶる一冊との出会いは人生の宝物。書店独自のこだわりやオススメ本を参考に、さあ、書店巡りの旅に出かけてみませんか?
『こちらのお店は閉店しました。』
地場企業である札幌明正堂書店の中でも、山鼻店は開店20年近くという長い歴史を持つ書店。
昨年、自衛隊駅前店からやってきた芳賀店長は、赴任と同時に書籍の“顔”が見える面重視のディスプレイに改装し、視覚に訴える売り場づくりに乗り出しました。【2011.4.4】
山鼻店が入っているのは、近くに小学校がある東光ストアプロム山鼻店の中。コミック目当ての子どもから時代小説を探すご年配の方まで幅広い客層が集まります。表紙がすぐにわかる陳列はお客様の買いやすさにつながり、店自体にも明るい印象を与えています。「書籍売り場は約50坪。商品を売れ筋に絞り込んだ“あるべきものがある”店を目指しています」。
さらに芳賀店長いわく、毎朝開店と同時に訪れ、気になるコーナーをじっくりと物色して帰っていく常連客もいるのだとか。「その方が帰り際に“ありがとうございました”と見せてくださる素敵な笑顔が、当店の朝の元気です」と教えてくれました。
札幌明正堂書店 山鼻店 芳賀 店長
表紙を見せる面重視のディスプレイ
【人気本BEST3】
第1位:「老いの才覚」曽野綾子著(KKベストセラーズ)
第2位:「謎解きはディナーのあとで」東川篤哉著(小学館)
第3位:「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」岩崎夏海著(ダイヤモンド社)
2011年 期待の作家
−新進気鋭か往年の味か、今年の顔に期待が高まります
90歳を過ぎてから詩作を始め、昨年は一躍話題の人となった柴田トヨさんを推薦します。ベストセラー「くじけないで」(飛鳥新社)には、大震災に見舞われた多くの方々に希望を与えてくれる普通の言葉がたくさん綴られています。節電などの影響で娯楽が限られる環境の今こそ、「本の力」を信じたい。元気がもらえる柴田トヨさんの詩の数々を皆さんにお届けできたら、と書店員の一人として心より願っています。
魅力的な装丁の本
−手触り、温もり、美しさ…手元に置きたくなる装丁の魅力
村上たかし著「星守る犬」(双葉社)
2011年6月、西田敏行さん主演の映画公開が目前!主人公の愛犬ハッピーがつぶらな瞳でこちらを見つめてくる表紙が目印。信じる力、温かい心、深い愛情が詰まった一冊です。今年続編も発売になりました。
北海道ゆかりの本・作家を応援しています!from北海道本担当者
−地元・北海道にまつわる本を読んで、新たな発見しませんか
舘浦あざらし編さん「北海道いい旅研究室13」(海豹舎)
当店に専用の北海道コーナーはありませんが、分野ごとに一番目につきやすい場所に並べ、手作りポップで魅力をPRしています。いつもエッセイがおもしろい「北海道いい旅研究室」最新号は、露天風呂BEST40特集。GWやちょっとしたお出かけに行ってみたくなる記事が満載です!
フェア情報
−書店スタッフの目利きによるイチオシフェアに注目
「春だよ!新学期フェア」開催中〜4月10日まで
新学期向けのノート・文房具・学習参考書(小・中学生向け)を販売いたします。
今月のオススメ本
稲葉篤紀著「躍る北の大地―道産子の夢に向かって全力疾走!」(ベースボール・マガジン社新書)
日本ハムを応援しよう!日本ハムが北海道に来るまでは野球と縁遠かった私も、今では時々札幌ドームに行くようになりました。いろんな理由でチームを離れる選手がいる中で、ずっと居続けてくれる稲場選手は応援のしがいがありますよね。日ハムを支える選手の本音が(裏話も含めて)つぶさに書かれていて、読み応え充分。北海道を元気にしてくれる新刊です。
週間売筋ランキング [対象期間:3月17日〜3月24日]
文庫
第1位:「八日目の蝉」 角田光代 著 (中央公論新社)
第2位:「決着」 佐伯泰英 著 (光文社)
第3位:「シンメトリー」 誉田哲也 著 (光文社)
文芸書
第1位:「麒麟の翼 」東野圭吾 著 (講談社)
第2位:「謎解きはディナーのあとで」 東川篤哉 著 (小学館)
第3位:「くじけないで 」柴田トヨ 著 (飛鳥新社)
ビジネス書
第1位:「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」 岩崎夏海著 (ダイヤモンド社)
第2位:「池上彰の学べるニュース4巻」 池上彰 著 (海竜社)
第3位:「これから正義の話をしよう」 マイケル・サンデル著 (早川書房)
趣味・生活書
第1位:「LESPORTSAC 」 (宝島社)
第2位:「Y型美容ローラー」 (主婦の友社)
第3位:「体脂肪計タニタの社員食堂 」 タニタ 著(大和書房)
児童書
第1位:「ふしぎの図鑑」 (小学館)
第2位:「生活の図鑑」 (小学館)
第3位:「バムとケロのもりのこや」 島田ゆか 著 (文渓堂)