心を揺さぶる一冊との出会いは人生の宝物。書店独自のこだわりやオススメ本を参考に、さあ、書店巡りの旅に出かけてみませんか?
中標津町の中尾書店を前身とするアイブック。中標津の本店をはじめ、帯広、恵庭、岩見沢、札幌と全道に展開し、このイトーヨーカドー屯田店は2009年12月にオープン。四方を各テナントに囲まれるインショップながら、120坪を超える広さでお客様をお迎えしています。【2011.4.18】
ふろく付き雑誌はふろくのサンプルを目立つように展示
お店のコンセプトは「楽しい売り場づくり」。
小さなテレビモニターを随所に設置し映像化された話題作ごとに予告編を流したり、今大人気のふろく付き雑誌はふろくのサンプルを目立つように展示したりと、思わず足が止まる工夫があちこちに散りばめられています。
なかでも圧巻は、時代小説の棚で展開する「佐伯泰英特設コーナー」!
端から端まで約4メートルもの長い平台が全て佐伯作品で埋め尽くされている光景は年配層も多いイトーヨーカドー屯田店ならでは。愛読者ならずとも新しいファンを開拓する呼び水になっています。
平台が全て佐伯作品で埋め尽くされている様は圧巻
2011年 期待の作家
−新進気鋭か往年の味か、今年の顔に期待が高まります
私、アイブックの大西から、「「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉」を書いた植西聰さんを推薦します。ブッダの教えは「人間の真理」をわかりやすく説いたもので、とても実践的。どう生きれば幸せになるのか?思うようにならないイライラをどう消すのか?心の大掃除をしましょう!…などの現代に生きる私たちにとって役に立つ言葉をわかりやすく解説してくれる人生のガイドブックです。
魅力的な装丁の本
−手触り、温もり、美しさ…手元に置きたくなる装丁の魅力
アンディ・アンドルーズ著/弓場隆訳「バタフライ・エフェクト 世界を変える力」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
タイトルが示すとおり、バタラフイ=蝶々が飛んでいる表紙が目印。よく見ると金箔の蝶が少しずつ移動しているのがわかる3パターンの表紙が実に素晴らしいです。内容は自己啓発書で、生きる勇気を与えてくれる言葉が満載。大自然のカラー写真にも心癒されます。
北海道ゆかりの本・作家を応援しています!from北海道本担当者
−地元・北海道にまつわる本を読んで、新たな発見しませんか
藤村忠寿・嬉野雅道著「腹を割って話した」(イースト・プレス)
北海道テレビの人気番組『水曜どうでしょう』や、その前身となる深夜番組『モザイクな夜V3』などを裏で支えたディレクター陣が、北海道の温泉宿で夜を徹して語り合った初の対話集。テレビでは放送されないぶっちゃけトーク炸裂で、おおいに笑わせてくれます!
今月のオススメ本
小島慶子著「ラジオの魂」(河出書房新社)
TBSラジオのお昼の帯番組『小島慶子キラ☆キラ』パーソナリティーを務める小島慶子さんの仕事観やラジオ番組に対する姿勢が語りおろされた一冊です。テレビでは出来ないこと、ラジオだから出来ることなど、彼女自身の力強い言葉に引き込まれます。ラジオに救われた中学高校時代の思い出からラジオの未来像まで、小島慶子トークは続きます。
週間売筋ランキング [対象期間:3月28日〜4月3日]
文庫
第1位:「誘拐の誤差」 戸梶圭太 著 (双葉社)
第2位:「小夜しぐれ」 高田郁 著 (角川春樹事務所)
第3位:「八日目の蝉」 角田光代 著 (中央公論新社)
文芸書
第1位:「謎解きはディナーのあとで」 東川篤哉 著 (小学館)
第2位:「放課後はミステリーとともに」 東川篤哉 著 (実業之日本社)
第3位:「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」 岩崎夏海著 (ダイヤモンド社)
ビジネス書
第1位:「稼ぐ人は、なぜ長財布を使うのか?」亀田潤著 (サンマーク出版)
第2位:「池上彰の学べるニュース(4)」 池上彰 著 (海竜社)
第3位:「マネジメント基本と原則・エッセンシャル版」 P.F.ドラッガー著 (ダイヤモンド社)
趣味・生活書
第1位:「シリコンスチームなべつき使いこなしレシピBOOK 」 (主婦の友社)
第2位:「寝るだけ!骨盤枕ダイエット」 FYTTE特別編集 (学研)
第3位:「樫木式カーヴィダンスで部分やせ!部分やせ成功!プログラム 」 樫木裕実著 (学研)
児童書
第1位:「うんこ」 サトシン:文 西村敏雄:絵 (文渓堂)
第2位:「こどもずかん0さい〜4さい英語つき」 よしだじゅん著 (学研)
第3位:「ふしぎの図鑑」 (小学館)