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心を揺さぶる一冊との出会いは人生の宝物。書店独自のこだわりやオススメ本を参考に、さあ、書店巡りの旅に出かけてみませんか？

札幌北区の中心街、麻生界隈きっての大型書店といえば、ダイエー麻生店4階のアシーネ麻生店。200坪の店内には座って読めるコーナーや古書店さながらの「絶版・品切れ文庫」もあり、じっくりと＜選書＞の楽しみを提供しています。[2011.5.2]

−新進気鋭か往年の味か、今年の顔に期待が高まります

アシーネ麻生店では、「謎解きはディナーのあとで」で見事「2011年本屋大賞」第1位に輝いた東川篤哉さんをプッシュしています。受賞作はミステリーの中にも笑いの要素を注入。主要登場人物であるキレモノの執事が辛辣で、「お嬢様にそんなこと言っていいの!?」と驚くような場面もあり、ついつい次のページをめくってしまいます。

魅力的な装丁の本
−手触り、温もり、美しさ…手元に置きたくなる装丁の魅力

白取春彦翻訳「超訳 ニーチェの言葉」（ディスカヴァー・トゥエンティワン）

和紙のような手になじむ紙質と知性を感じさせる大人の黒地に刻印されたタイトルが印象的。シンプルながら手に取ってみたくなる存在感を放っています。タイトルの文字は初版当初の「銀色」から、この度100万部突破を記念した限定の「金色」で展開。人生を幸せにするニーチェの哲学に感動していただきたいです。同シリーズの「ブッダの言葉」もおすすめです。

北海道ゆかりの本・作家を応援しています！from北海道本担当者
−地元・北海道にまつわる本を読んで、新たな発見しませんか

都会生活研究プロジェクト［北海道チーム］著「北海道ルール」（中経出版）

北海道新聞社の出版物を中心に取り揃えた当店の“北海道本”の中でも、やはり今の売れ筋はコレ。「肉といえば豚」とか「やきそば弁当」など、道産子にとっての常識が実はご当地ルールだったことにかえって驚かされる発見の一冊です。「大通＝“どおり”」など札幌以外の出身者が楽しめる話題も満載です。

フェア情報
−書店スタッフの目利きによるイチオシフェアに注目

「○○の言葉」開催中〜終了日未定

ニーチェの言葉をはじめとした、人生を大きく変えてしまうような、心に響く「言葉」を集めました。

「2011年生まれ変わり計画！！女子力ＵＰ！春に変身、夏までに変身！」開催中〜終了日未定

今はやりの美容ローラーを中心に、巻くだけダイエットや、○○するだけダイエット！のような簡単ダイエット本をそろえてみました。

今月のオススメ本

矢沢あい著「Paradise kiss」（祥伝社）

「NANA―ナナ―」で一世を風靡した矢沢あいの世界観が再び！2003年に完結した大人気コミック“パラキス”が実写映画化。今年6月4日の公開が迫っています。当時読んでいた方もはじめての方も、これを機にぜひお手に取ってみてください。キレイな絵とドキドキするストーリー展開に男女問わずハマってしまいます！

週間売筋ランキング　[対象期間：4月28日〜5月5日]

文庫

第1位：「八日目の蝉」　角田光代　著　（中央公論新社）

第2位：「流星の絆」　東野圭吾　著　（講談社）

第3位：「図書館戦争」　有川浩　著　（角川書店）

文芸書

第1位：「謎解きはディナーのあとで」　東川篤哉　著　（小学館）

第2位：「心を整える。」　長谷部誠　著　（幻冬舎）

第3位：「島田紳助100の言葉」　島田紳助　著　（ヨシモトブックス）

ビジネス書

第1位：「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」 岩崎夏海著　（ダイヤモンド社）

第2位：「９割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方」 福島文二郎著　（中経出版）

第3位：「マネジメント」 P.F.ドラッガー著　（ダイヤモンド社）

趣味・生活書

第1位：「伝わる！文章力が身につく本」小笠原信之著　（高橋書店）

第2位：「書き込み式ボールペン字の練習帳」　岡田崇花著　（成美堂出版）

第3位：「結婚一年生」　入江久絵著　（サンクチュアリパブリッシング）

児童書

第１位：「ふしぎの図鑑」　白藪哲久著　（小学館）

第２位：「らくだい魔女とランドールの騎士」成田サトコ著　（ポプラ社）

第３位：「バムとケロのもりのこや」　島田ゆか　作/絵　（文渓堂）