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北海道書店ナビ 第169回 アシーネ栄町店

書店所在地はこちらをご覧下さい。

心を揺さぶる一冊との出会いは人生の宝物。書店独自のこだわりやオススメ本を参考に、さあ、書店巡りの旅に出かけてみませんか?


昨年から全国的なリニューアルが進んでいる“ダイエーの本屋さん”アシーネ。売場拡大や文具の導入等、全国各地のリニューアル情報が同社ホームページで続々とアップされている。札幌市東区のダイエー栄町店1階にあるアシーネも昨年11月から新たなスタートを切ったと聞き、店頭を訪ねた。[2014.4.14]

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=KtZIo1F17_Y]

早速、アシーネ栄町店の柏谷博昭店長にリニューアルのお話をうかがった。「去年の9月末、ダイエー栄町店自体が13年ぶりの大規模リニューアルを迎えました。惣菜コーナーの充実や地域ナンバーワンを自負する冷凍食品の品揃えなど、主婦やシニアの方々により喜んでいただけるような店に生まれ変わり、リニューアル後しばらくは当店もシニアのお客様が増えたように実感しています」。
11月にはアシーネにも新しく文具売り場が導入された。同じフロアの他店にはない品揃えを意識し、デザイン性・機能に優れた老舗文具メーカー「STABILO(スタビロ)」の製品をずらりとラインナップ。見た目もカラフルな文具棚の前で熱心にペンの書き心地を試すお客の姿も少なくないようだ。文具の隣はもともと同店が強い就学前の幼児誌や児童書コーナー。「近隣に総合病院や小児科が多いので、小さいお子さん向けの絵本やアンパンマン関連がよく動きます」。その隣のコミックゾーンとの間に仕切りを設け、どちらも集中して探せる空間を作り上げた。

文具の導入に続くうれしい変化がもう一つある。「今年の3月1日からイオンの電子マネー「WAON」が当店でも使えるようになり、200円ごとに1ポイント貯まるダイエーのハートポイントカードとWAONカード、ダブルでポイントがつくようになりました。このダブルポイントサービスが適用されるのはアシーネだけ。ぜひご利用ください!」と柏谷店長は呼びかける。消費税が上がり、暮らしの見直しが迫られる2014年の春、ぜひとも覚えておきたいおトク情報だ。
Store picture



イオンのWAONカードとダイエーのハートポイントカード、ダブルでポイントがつくのはアシーネだけ!



昨年11月に導入された文具コーナー。「STABILO(スタビロ)」ブランドが充実!



就学前の幼児誌やアンパンマン関連が人気。



取材前日に発表された「2014年本屋大賞」コーナーも展開中!


Basic information
【  住    所  】札幌市東区北42条東16丁目1-5ダイエー栄町店1F
【 電 話 番 号】011-781-4536
【 営 業 時 間】9:00〜21:00
【 定  休 日  】年中無休

アシーネ栄町店のフェア情報

「ソトでもウチでも充実ライフプラン」 2014年4月11日~2014年6月末日まで
ゴールデンウィークから夏に向けてソトで楽しむ行楽やウチで楽しむ趣味書等をテーマごとにライフプランをお手伝いするコーナーを展開いたします。
「本屋大賞フェア」2014年4月9日~終了日未定
4月8日夜に発表、決定しました書店員が選んでもっとも売りたい本ベスト10を展開中です。

柏谷店長がセレクト! 3冊のおすすめ本

1)そにしけんじ著『猫ピッチャー』(中央公論新社)
読売新聞日曜版で連載中の人気コミックがついにコミック化!プロ野球界初の猫投手・ミー太郎(1歳)の好プレー・珍プレーを描いた23コママンガです。年棒は猫缶、背番号は222。デーゲームはちょっと眠たくてナイトゲームは目がぱっちり。途中交代されるとイラついてベンチやバットで爪を研ぐ。うちにいるネコ(15歳)も猫ピッチャーほどではありませんが、まだまだ元気。猫好き・野球好きでない方にも十分笑っていただける『猫ピッチャー』です。
2)貫井徳郎著『乱反射』(朝日新聞出版)
地下鉄「栄町」駅真上にある当店では通勤通学のお供となるミステリーやサスペンスが人気。この『乱反射』も初刷りは2011年ですが、読み応えのある内容が評判になり、再び注目が集まっています。地方都市に住む幼児の死。真相を追う新聞記者の父親が突き止めたのは、誰にも心当たりのある小さな「罪」の連鎖だった…。裁けない罪に残された遺族は沈黙するしかないのか?大きな問いを投げかけています。
3)桂望実著『嫌な女』(光文社)
いわくありげな美女の表紙が際立つ本書はお客様に「面白いよ」と教えていただき、既に40冊近く出ている実は当店の売れ筋本。初対面の人間の懐にするりと入り込む詐欺師・夏子と、同じ年で遠い親戚筋にあたる弁護士の徹子。対照的な二人の人生を鮮やかに描き出す傑作長編。いまは孤独なあなたにも必ず親友が生まれるはず。挑発的なタイトルにだまされずに手に取ってみてください。読後にえもいわれぬ爽快感が待っています。

週間売筋ランキング 対象期間平成26年4月9日~

文庫
第1位:「生存者ゼロ」 安生正 著(宝島社)
第2位:「ルーズヴェルト・ゲーム」 池井戸潤 著(講談社)
第3位:「珈琲店タレーランの事件簿3」 岡崎琢磨 著(宝島社)
文芸書
第1位:「猫ピッチャー1」 そにしけんじ 著(中央公論新社)
第2位:「村上海賊の娘上下」 和田竜 著(新潮社)
第3位:「犬から聞いた素敵な話」 山口花 著(東邦出版)
ビジネス書
第1位:「まんがでわかる7つの習慣 」 小山鹿梨子 著(宝島社)
第2位:「嫌われる勇気」 岸見一郎 著(ダイヤモンド社)
第3位:「ディズニーおもてなしの神様が教えてくれたこと」 鎌田洋 著(SB・クリエイティブ)
児童書
第1位:「アナと雪の女王 」 サラ・ネイ 著(偕成社)
第2位:「こころのふしぎ なぜ?どうして?」 大野正人 他著 (高橋書店)
第3位:「12歳。転校生」 石崎洋司 他著 (小学館)

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