心を揺さぶる一冊との出会いは人生の宝物。書店独自のこだわりやオススメ本を参考に、さあ、書店巡りの旅に出かけてみませんか?
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「であえーる岩見沢」2階奥にあるi-BOOK岩見沢店は約200坪。入口すぐのレジから縦に伸びる、ウナギの寝床のようなスペースだ。レジ近くには主婦やシニアに人気が高い実用書の棚があり、「お客様から“こういう本を探してる”と言われたときすぐに、“こちらです”とその場までご案内できる」構成が、同店の姿勢を物語っている。
料理本を探すお客様につい「写真がキレイな分お値段もそれなりのものよりも、台所で汚しても心が傷まない手軽な雑誌を紹介してしまう」のも、使い勝手のことを考えて。「“商売っけがないわねえ”と笑われました」という店長代理の一瀬栄子さんをはじめ5人のスタッフがお客様目線を大切にした接客を続けている。
【 住 所 】岩見沢市4条西3丁目1 であえーる岩見沢 2F
【 電 話 番 号】0126-31-5177
【 営 業 時 間】月-土 9:00 – 20:00, 日 9:00 – 19:00
【 定 休 日 】年中無休
去年の芥川賞候補が発表されたとき、うちの店ではこれがイチオシ。説明しづらい内容なので「とにかく読んでほしい!」という思いをこめてスタッフと一緒に考えたのが、あのポップです。生者と死者の間で交わされる関係を自分だったら、と考えてみる…3.11から3年が経とうとしている今だから読んでほしい一冊です。
“うどんの国”香川県の実家に帰省中の主人公が出会った不思議な子どもは、実は耳としっぽがあって…?子どもの正体は表紙を見ていただければ、もうおわかりですね(笑)。かわいい絵とハートフルなストーリーで心がほっこりする注目作。著者はもちろん香川出身、他の作品も読みたくなる気鋭の新人です。
書店員ならば思わず足を止めてしまう、おなじみの商売道具が並んだ表紙が目印。地域密着型書店「アロワナ書店」が舞台の物語です。休日に『ブランチ』を見ていたら紹介されていたので、すぐ店に電話をかけて「うちにある?ないなら入れておいて」と頼みました。毎日店を開けること、日常の大切さを教えてくれます。
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