現在改装中のダイヤ書房(札幌市東区)が2022年9月16日(金)にリニューアルオープンする。
同店の一角を占めるインショップ「ヒシガタ文庫」に加えて、新たに「喫茶ひしがた」もオープンされるとのこと。
これまでものづくりワークショップや「ヒシガタこどもまつり」「冬のヒシガタ市」といった魅力的なイベントを展開してきた同店初の飲食スペースがどんな空間になるのか、ぜひご自分の目で確かめていただきたい。
2021年、『彼岸花が咲く島』で台湾出身の作家として初めて芥川賞を受賞した李琴峰(り・ことみ)さん。2022年8月17日には初のエッセイ『透明な膜を隔てながら』を刊行した。
その刊行記念トークイベントが9月18日(日)に札幌・北18条のSeesaw Booksで開催される。お相手は『愛と差別と友情とLGBTQ+』の著者、北丸雄二さん。
スタッフに勧められた同書に感銘を受けたSeesaw Booksオーナーの神輝哉さんが、今年6月に開催したSeesaw Books講座の講師を北丸さんに依頼したつながりで、李さんとのクロストークイベントが実現したという。
当日は「さっぽろレインボープライド2022」の開催日。「境界線」「透明な膜」について語り合う。当日の模様はオンライン配信もされるがアーカイブ配信はないので、気になる方はぜひオンタイムで。
Seesaw Booksでは9月17日(土)にも古本メインのイベント「SAPPORO BOOK TRAVEL」が開催される。フリーマーケットや5人の古書店店主によるトーク(事前予約なし、参加費無料)も企画。詳細はSeesaw BooksのTwitterで確認を。
「一万円選書」は、全国に知られる北海道砂川市のいわた書店の名物選書サービス。
2007年に店主の岩田徹さんが始めたが、2014年8月に全国ネットの深夜番組で取り上げられたことで大ブレイク!
全国から依頼メールが殺到し、3日間で555通に届いた時点でとうとう受付を停止した。その依頼に応えるのに1年がかりを要し、その後もメディアに取り上げられるたびに再ブレイクを繰り返している。2021年、2022年には書籍も出版された。
現在は抽選制となり、年に一度だけ募集期間を設けている。締切後、毎月当選者にメールで通知を送る仕組みだが、「抽選にはもれたけど、お店に行きたい!」という熱心なファンたちがしばしば店頭を訪れるという。
「一万円選書」は、岩田さんが考案した「カルテ」と言われる事前アンケートの記入(「人生でうれしかったこと・苦しかったこと」や「何歳のときの自分が好きですか?」など)が大きな特徴となっている。
岩田さんはこのカルテの記入を「応募者がもう一人の自分に会うプロセス」だと言い、回答をもとに一万円分の選書を進めていく。
応募側にしてみると質問項目によっては”痛み”も伴う作業だが、書き上げた時点である種のセラピーのような効果があるようだ、たとえ本が届くまでに時間がかかっても非常に満足度の高いサービスになっている。
今年も年に一度の応募の機会がやってきた。詳細は公式サイトまで。
現在、同店では岩田さんの娘「いわたま」さんの選書サービスも好評を呼んでいる。こちらはGoogleフォームで「いわたまカルテ」に答えるオンライン版。
「しゃべらなくていいので、ちょっとシャイなあなたでも安心!24時間申し込めます」と呼びかけて、新たな顧客を獲得している。
2020年10月10日(月・祝)から始まる「おたるBook Art Week 2002」。市立小樽文学館や小樽図書館をはじめ、カフェや木工房、ジーンズショップなど14カ所で思い思いの本にまつわる展示や企画が開催される。
小樽在住のイラストレーターSARU1さんがデザインしたフライヤーはこちら。
全会場でスタンプを集めると、SARU1さんデザインのステッカーがもらえる(カトリック小樽教会富岡聖堂では配布されないので最終場所にならないように気をつけたい)。
小樽文学館と小樽図書館では北海道書店ナビの選書企画「本のフルコース」にまつわる企画を展開する。追って詳細をお知らせしたい。
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