心を揺さぶる一冊との出会いは人生の宝物。書店独自のこだわりやオススメ本を参考に、さあ、書店巡りの旅に出かけてみませんか?
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=huxLezB7_co]
なにわ書房東光ストア行啓通店の店長は、笑顔のかわいらしい山根舞さん。大学生のときに同店のオープニングスタッフとして働き始め、26歳で正社員に。3店舗あるなにわ書房の文具担当としても腕をふるっている。文具を任された当初は「何がなんだか(笑)」だったが、じきに「奥が深くておもしろい」と、次々と発表される新商品を心待ちにするまで成長。2013年12月に大幅リニューアルした東光ストア円山店の文具コーナーも山根さんが監修し、姉妹店の新たな魅力づくりに一役買った。
店が入っている東光ストアは、地元企業で構成される商店街振興組合が2014年に創立50周年を迎えた行啓通商店街にある。自営の店が多く、店に来る人たちもほぼ全員顔なじみだ。「裏の美容室で読んだ『シルバー川柳』が面白かったから買いに来た」というお客様がいることからも、下町感覚のご近所づきあいが店の売上にも貢献していることがよくわかる。「営業が夜11時までなので、小学生のお子さんが『明日使うコンパスがない!』というときも、うちに来ていただければ大丈夫です。日中、特に用事がなくてもふらりと遊びに来たりして、地元の皆さんの駆け込み寺のような存在になれたらうれしいです」と、山根さんはいう。
2014年6月には児童書や絵本コーナーをリニューアルし、文庫も出版社別から著者別に変更した。「あの人の本はどこ?」と聞かれる回数も、これでぐっと減りそうだ。年2回訪れる文具販売の山場は春の新入学シーズンと、すでに始まっている年末商戦。カレンダーや年賀状などの関連グッズが去年完売したことから、今年は山根さんの仕入れにも力が入る。「スーパーという場所柄、つねに季節感の先取りが大事。うちも東光さんと足並みを揃えて、年末アイテムを充実させています。去年のように売り切れでご迷惑をおかけすることはありません!皆さんのご来店をお待ちしています!」
なにわ書房3店舗中、最初に文具を導入した東光ストア行啓通店。
拡大した絵本・児童書コーナー。キャラクターグッズも充実させた。
大家さん向けの「家賃通帳」が置いてあるのも、老舗商店街にある行啓通店ならでは。
【 住 所 】札幌市中央区南14条西9丁目1−15
【 電 話 番 号】011-518-7280
【 営 業 時 間】10:00〜23:00
【 定 休 日 】年中無休
第1位:「スリー・カップス・オブ・ティー」 グレッグ・モーテンソン 著(サンクチュアリパプリッシング)
第2位:「フォルトゥナの瞳」 百田尚樹 著(新潮社)
第3位:「小説 千本桜」 黒うさP 著(アスキー・メディアワークス)
第1位:「白澤卓二さんが提案する100歳までボケない101のレシピ 新装版 」(MAGAZINE HOUSE MOOK Dr.クロワッサン)
第2位:「100歳でも動ける筋肉がつく3分メニュー99 村上祥子さんが提案」(MAGAZINE HOUSE MOOK Dr.クロワッサン)
第3位::「フレンチビストロのキッシュレシピ 」 RIZO 著(エイ出版)
©2025北海道書店ナビ,ltd. All rights reserved.