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北海道書店ナビ  第123回 WonderGOO苫小牧店

書店所在地はこちらをご覧下さい。

心を揺さぶる一冊との出会いは人生の宝物。書店独自のこだわりやオススメ本を参考に、さあ、書店巡りの旅に出かけてみませんか?

国道276号線沿いにあるWonderGOO苫小牧店は200坪の大型エンターテインメント複合店。店の半分を書籍が占め、残りをゲームとCD・DVDが二分する。道内のWonderGOOはここ苫小牧と登別の2店舗だが、本社は茨城県にあり全国各地で直営及びフランチャイズ店舗を展開している。[2013.5.13]

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=rtZ0ZkbAqFs]

WonderGOO苫小牧店は宮城県本社の株式会社デンコードーエンタテインメントが経営。東北・北海道でケーズデンキを経営するデンコードー100%出資の関連会社で、道内では苫小牧店と登別店の2店舗がある。(登別店はTSUTAYAとのダブルブランドで運営)。

お話をうかがったのは店長代理の成田康之さん。前任地の青森から移ってきた人生初の北海道暮らしは今年で2年目に突入した。「冬にむきだしのスケート靴をぶらさげて入ってくる高校生に驚いてたら、スタッフから“あれが普通ですよ”と教えてもらって二度驚きました」。

国道沿いに立つ店の周辺には王子製紙の工場や病院があり、お客様の大半は車で来店。20〜30代の男性客を中心に昼休みや夕方5時以降が混み合う平日型。「お車でお越しだからでしょうか、ワンピースやジョジョなど人気コミックの大人買いもほぼ月イチペース。こちらで用意した段ボール箱を抱えてうれしそうに駐車場に戻っていかれます」。

東北出身の成田さんが異動後に気づいたことがもうひとつある。それは「地元の本がよく売れること。青森では函館や岩手の情報誌がよく動きましたが、北海道の方は季節ごとや〈ペットと一緒に〉といった切り口別に地元の情報誌をこまめに買っていく。それだけ北海道が広くて行きたくなるスポットに恵まれているということなんだなと実感しています」。
今年のGWは皆、寒さに泣かされた。身のうちにくすぶる不完全燃焼の解消にこれからの季節におすすめの道内雑誌を店頭の一等地に並べて、WonderGOO苫小牧店はいつでもお客様を迎える準備を整えている。

Store picture

表紙がよく見える斜めの陳列。平置きに慣れている目には新鮮に映る。

ゲームやCD・DVDはレンタルなし。ゲームのみ買い取りも行う。

人気のコミックコーナー。ヒット作の大人買いも珍しくない。

Basic information

【  住    所  】苫小牧市若草町1-7-14
【 電 話 番 号】0144-31-7500
【 営 業 時 間】10:00〜23:00
【 定  休 日  】年中無休

成田さんがセレクト! 3冊のおすすめ本

1)有川浩著「阪急電車」(幻冬舎)

片道わずか15分、関西のローカル線を舞台にしたオムニバスストーリー…に見えて、実は「往路」と「復路」をあわせてひとつの大きな物語が見えてくる筋立てが秀逸です。中谷美紀主演で映画にもなりましたが、実写で見ると登場人物のキャラクターがさらに際立って面白かったです。私は原作を読んだ作品の映画には行かない主義なんですが、この『阪急電車』だけは文句なしの例外。本も映画もおすすめです。

2)堀尾省太著「刻刻」(講談社)

品出ししているときに「面白そうだな」と思って読み始めてからハマりました。家族の誘拐事件をきっかけに先祖伝来の“止界術”で時間を止めた主人公たちが安心したのもつかの間、自分たち以外にも動ける人間に襲われ思わぬ事態に巻き込まれていく——。作者の堀尾省太はこれがデビュー作。現在6巻までですが、まったく予想がつかないストーリー展開にただただ続刊を待つばかりです。

3)白仁成昭・宮次男著「絵本地獄」(風濤社)

表紙・タイトルのインパクトといえば、真っ先に思い浮かぶのがこの絵本です。漫画家の東村アキコさんが育児エッセイ『ママはテンパリスト』で紹介したことから「しつけに効果バツグン!」とウワサが広がり、ちょっとしたブームになりました。「子どもを怖がらせすぎてしまうかも」と心配なおかあさん、ご安心ください。対になる作品に『極楽』もあり、どちらも生きるうえで大事なことを教えてくれます。

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