北海道書店ナビ

北海道書店ナビ  第181回 アシーネ滝川店

書店所在地はこちらをご覧下さい。

心を揺さぶる一冊との出会いは人生の宝物。書店独自のこだわりやオススメ本を参考に、さあ、書店巡りの旅に出かけてみませんか?

北海道書店ナビ初の滝川編はダイエーの本屋さん、アシーネから始めたい。国道38号線沿いに位置する郊外型ワンフロアタイプのダイエー滝川店は実は“日本最北端のダイエー”でもある。駐車場は975台収容。週末になると地元住民はもちろん、深川や砂川など周辺地域からの車で埋め尽くされる。[2014.7.7]

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=QvML7MGF14I]
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北海道空知管内にある人口約4万3000人のまち、滝川市。“日本最北端のダイエー”があり、地元書店が激減している今、滝川市および周辺地域の住民にとってアシーネは貴重な存在になっている。
店舗面積約130坪の同店がリニューアルしたのは2012年6月のこと。詳しいお話を後藤店長にうかがった。「一番の目玉はレジ前にステーショナリーを設けたこと。品数やバリエーションを増やし、大人のお客様も選びがいのあるラインナップを意識しました。筆記用具をはじめ、グリーティングカードやポストカードがよく動きます」。店全体も什器を縦並びから横並びへ、といった思いきったレイアウト変更をし、「ダイエーのメイン通路からお客様が入りやすい動線に生まれ変わりました」。カートやベビーカーでも自由に出入りできるように通路も広くとられている。
リニューアルに伴い、人気の児童書コーナーは店奥に移動。絵本から学参まで年齢別の棚がコンパクトにまとまっており、「今後は読み聞かせ会を毎月実施する予定です」という元気なニュースも飛び出した。
3年前に東京から異動してきた後藤店長に「こっちに来て驚いたご当地ネタはありますか?」と訊ねたところ、「“道新さん”の威力がとにかくすごい!」と即答。「書評や広告の切り抜きを持ってこられるお客様が後を絶たないのには驚きました。ちょっと前に話題になったふくらはぎ本も、通常であれば一度ピークが過ぎれば収束するものですが、ちょっとでも道新に載ったらまたピークが復活する。“北海道は大手新聞社よりも道新が強い”、勉強になりました」。
そうした新刊の問い合わせや予約注文に迅速に応える一方で、「店頭にあるもので勝負したい」という書店員の挟持もあるだろう。「コンビニで雑誌や新刊が気軽に買える時代に“既刊本を揃える”のは書店の務め。いい本をきちんと確保しておいて、お客様からのお問い合わせに『ございます』と答えられたときが一番嬉しい瞬間です」といい、魅力あふれる既刊本にもあたたかいまなざしを注いでいる。

Store picture

筆記具やポストカードが充実しているステーショナリー。

児童書コーナーでは今後読み聞かせ会が予定されている。

ダイエーのメイン通路から入りやすい動線のレイアウト。

レジ横にある一番くじ。事前告知や在庫のカウントダウンにも力を入れている。

Basic information

【  住    所  】滝川市東町355−5
【 電 話 番 号】0125-24-4770‎
【 営 業 時 間】9:00〜21:00
【 定  休 日  】年中無休

後藤店長がセレクト! 3冊のおすすめ本

1)さとうまさ&もえ原作、たいらさおり漫画『北海道民のオキテ』(中経出版)

当店でも一度売り切れたことがある道内のベストセラー!アシーネの全国ランキングベスト10に入るほどの快進撃が続いています。北海道の皆さんは当たり前だと思っていることも、本州勢には驚きの連続。ちなみに私はこっちに来て「雪の日のほうが売上がいい」ことにビックリ。家にとじこもってしまうのかと思ったら、道民の方々はものともしないんですね!

2)『北海道情報誌 HO(ほ)』(ぶらんとマガジン社)

2013年9月24日発売号は旭川特集でしたが、そこに地元滝川を含む砂川・深川のグルメも紹介されていたため、いまだによく売れるバックナンバーです。これまでに350冊近く売上げ、最新号よりも販売部数が多いくらいです(笑)。

3)いわいとしお著『うみの100かいだてのいえ』(偕成社)

絵本を縦にして見開きの迫力を楽しむ『100かいだてのいえ』シリーズの第三弾は、海がテーマ。船の上から海に落ちてしまった人形のテンちゃんがのぞく海の世界がいきいきとしたタッチで描かれています。テンちゃんは無事に持ち主である女の子のもとへ帰れるのでしょうか。結末はぜひ、お子さんと一緒にお楽しみください。

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