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書店ナビ 第153回 リラブ運動公園通り店

書店所在地はこちらをご覧下さい。

心を揺さぶる一冊との出会いは人生の宝物。書店独自のこだわりやオススメ本を参考に、さあ、書店巡りの旅に出かけてみませんか?

釧路公立大学をはじめ小中高の学校が連なるスクールゾーンに位置するコーチャンフォーグループのリライアルブックス、リラブ運動公園通り店。1階は書籍・文具で、2階はTSUTAYAのCD・DVDレンタル。併設のミスタードーナツも客足が途切れることなく、近隣住人の憩いの場になっている。[2013.12.9]

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=PloajZHTi0Y]

釧路にあるリラブ運動公園通り店は2013年で開店23年。コーチャンフォーグループでもっとも長い歩みを刻んでいる。4年前に二度目の改装で児童書コーナーを増築し、現在はミスタードーナツを含め520坪。なじみの店がバージョンアップしていく様をきっと近隣の住民も楽しみに見守っていたのではないだろうか。
「開店以来皆様にご愛顧いただきまして、今ではレジカウンターで毎朝声をかけてくださる常連さんもいます」。サブマネージャー玉懸良太さんの言葉からも店とお客で積み重ねてきた歳月が感じられる。

店に入るとまず正面に雑誌の列があり、右手に児童書、左手にはひときわ高い棚でコミックを配置。フロア中央には柱を生かした壁面ディスプレイでランキングや話題書、新刊を紹介し、その柱から奥は右手がステーショナリー、左に文芸・文庫・新書等の書籍が並ぶ。店の奥に進むほど “じっくり探したい”ジャンルが連なる構成だ。
什器の側面を飾るウッドカラーは目にやさしく、見晴らしのきく低めの棚も圧迫感がない。子連れで来た親たちも安心して別行動を取ることができそうだ。

コーチャンフォーグループ特有の複合スタイルは、このリラブ運動公園通り店が出発点。もともとミスタードーナツのフランチャイズ契約をしていた経営会社リライアブルが書籍、レンタル、CD、ステーショナリーと徐々に事業を拡大し、そのコンテンツ(中身)にあわせて坪数を広げていった結果、超大型複合店コーチャンフォーが誕生した。
「ちなみに当店併設のミスタードーナツは現在当社でもっとも歴史の長いミスドです。今はない一号店は港町釧路に初めてできたミスタードーナツだったので開店初日の売上げは当時の世界記録を作ったと聞いています」。すべての始まりはここ、釧路から。「食」「書籍」「文具」「音楽」の四輪で進むコーチャンフォーグループの原点にたどりついた書店ナビ釧路編だった。

Store picture

棚側面のやさしいウッドカラーが長居を誘う店内。

下側が少しせり出した傾斜で面陳の表紙が見やすい什器を使用。

ここでもイチオシ!地元作家のコーナー。

小学校から大学まで学生にはコミック人気!

Basic information

【  住    所  】リラィアブルブックス運動公園通店
【 電 話 番 号】0154-37-6112
【 営 業 時 間】9:00〜24:00
【 定  休 日  】年中無休

サブマネージャー玉懸さんがセレクト! 3冊のおすすめ本

1)志茂田景樹著「ぼくらの街にキリンがやってくる」(ポプラ社)

釧路で実際にあった「動物園にキリンを呼ぶ」ための募金活動を詳細に綴った児童書です。コーチャンフォーグループでも協力させていただき、カウンターに設置した募金箱にたくさんのお客様がお気持ちを入れていってくださる姿を見てきました。絵本「キリンがくる日」とあわせて読んでいただきたい釧路自慢のノンフィクションです。

2)桜木紫乃著『蛇行する月』(双葉社)

「ホテルローヤル」で直木賞を受賞した地元出身の作家桜木紫乃先生の受賞後2作目です。「ホテル…」は当店でも1000冊を超える売上げを見せ、あの村上春樹作品を超えるほど。本書の舞台もやはり北海道で、「道立湿原高校」の図書部だった女性たちの人生が細やかな筆致で描かれています。

3)芳野靖夫監修『クラシック作曲家大全』(日東書院本社)

グランドピアノ型ケースが拡張高い本書はクラシックファン必携のガイドブック。中世期からジョン・ケージなどの現代音楽まで1000年以上にわたるクラシック史を網羅しています。約300人の作曲家の生涯や作風、主要作品を豊富な図版で紹介。事前予約者には限定で巨匠フルトヴェングラー指揮の「運命」「皇帝」2曲を収録した特典CD付きです。

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