心を揺さぶる一冊との出会いは人生の宝物。書店独自のこだわりやオススメ本を参考に、さあ、書店巡りの旅に出かけてみませんか?
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レンタルコーナーの奥にある書籍販売は、映画・ドラマ化の原作本がメインのTSUTAYAらしい品揃え。旧作・準新作レンタルが100円になる週末になれば自然とこちらの客足も増え、店全体が活気づくという。スタッフの橋達由美子さんは、今から13年前にこのTSUTAYA小樽店ができたときからのオープニングスタッフ。「お客様は新聞やTVなどいろいろなところから情報をキャッチしてお目当ての本を探しにこられるので、自分たちもできるだけ広くアンテナをはって、お問い合わせに応えられるように心がけています」

「月刊マガジン」に連載中の話題作。主人公は母親の死がきっかけでピアノを弾けなくなった男の子で作者も男性ですが、絵柄が少女コミックのようにかわいらしくてストーリーのテンポもいいので、女性の方でも抵抗感なく楽しめると思います。「ピアノの森」が好きなひとにおすすめ。誌面から音が聴こえてきそうな描写も必見です!
NHK特集をご覧になった方も多いと思いますが、東日本大震災の津波被害が激しかった沿岸地域で300人以上のご遺体をボランティアで復元した女性納棺師・笹原さんのスケッチブックが、一冊の本になりました。やさしい絵と言葉の数々…数ページ読んだだけで涙がとまらなくなります。他店で見かけて、どうしてもうちの店にもいれたくて次の日すぐに注文しました。
ただいま大ヒット公開中!苫小牧ロケが行われた同名映画の原作本。カバーイラストを人気漫画家オノ・ナツメさんが手がけ、この時代小説らしからぬ表紙の効果で読者層が広がったとも聞いています。文庫では上巻に主人公“のぼう様”、下巻にライバルの石田三成が描かれているので、通常は左が上巻・右が下巻ですが「のぼう」だけは向かい合わせになるよう左右逆に並べています。
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