心を揺さぶる一冊との出会いは人生の宝物。書店独自のこだわりやオススメ本を参考に、さあ、書店巡りの旅に出かけてみませんか?
平岡店は照明を明るくし、本が取りやすいように棚を低めに設定するなど、ファミリー層が多いインショップならではの心配りが随所に感じられた。天井から吊り下がるコーナー表示が店の奥まで見渡せるため、広い店内を迷うことなく動き回ることができる。
店に検索機がない分、頼りになるのは10名体制で迎える優秀なスタッフたちの存在だ。「以前は数台置いていたんですが、ご年配のお客様には機械操作の点でご不便をかけていたこともあり、思いきって“スタッフ検索”に踏み切りました」。スタッフが受け持つ棚も従来の縦割りにせず、アトランダムに全ての棚を受け持つ全員体制にした。「お問い合わせを受けたときに担当者を探す手間をかけず即答できるように」顧客思いの体制を整えている。
店内に幾つも置いてある白い小さなワゴンは、ベストセラーや話題書とは別に店がすすめる「仕掛け本」のコーナーだ。きらりと光る良書を発掘しては紹介している。現在店頭では、今の季節恒例の「夏の文庫フェア」も開催中。名作の表紙を人気コミックの作家が書き下ろしたり、手ぬぐい屋「かまわぬ」とのコラボカバーにしたりと、各社熱の入った展開で話題を呼んでいる。夏休みの本を探している清田区の方々は、ぜひ宮脇書店札幌平岡店へ。「スタッフ全員で皆さまの本との出合いを応援しています」。
最近は付録付き雑誌が浸透していますが、こちらは珍しいおまけ付き文庫!「ひと目でわかるツボ押しカード」が付いています。皆さんも手のツボ押しで脳を活性化しませんか。「ボーッとした寝起き」や「イライラ」「無気力」など、試してみたくなるツボが満載。一度覚えてしまえば、いつでもどこでもできるところがツボ押しのいいところ。毎日頑張っているあなたにおすすめです。
四国生まれの私のイメージでは「北海道の人はみんなスキーが大好き」だったんですが、実際のところはそうでもないようで(笑)。思った以上に登山派が多いのには、驚かされました。この「SAPPORO山ガール」はタイトルどおり若い女性でも気軽に行きやすい人気スポットを掲載した入門本。登山ガイドには珍しくモデルを使った写真が多くて、見ているうちに「自分も」という気にさせられます。これを読んで、安全で楽しい登山をお楽しみください。
第1位:「神様のカルテ」 夏川草介 著 (小学館)
第1位:「ニッポンの嵐」 (角川GP)
第1位:「マネー避難」 藤巻健史 著 (幻冬舎)
第1位:「おうちで簡単ビストロスマップ」 (扶桑社)©2025北海道書店ナビ,ltd. All rights reserved.