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北海道書店ナビ  第99回 三省堂書店札幌店

書店所在地はこちらをご覧下さい。

心を揺さぶる一冊との出会いは人生の宝物。書店独自のこだわりやオススメ本を参考に、さあ、書店巡りの旅に出かけてみませんか?

JRタワー札幌ステラプレイス5Fの三省堂書店札幌店。約800坪の圧倒的な品揃えで女性客を呼び込んでいる。2012年8月末には専門書コーナーをリニューアルし、棚への誘導を活性化。道内作家のサイン会にも力を入れている。【2012.11.12】

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=i9p6F9ylnAE]

“ステラの本屋”としておなじみの三省堂書店。強みはなんといっても2フロア上に札幌シネマフロンティアがある立地で、入口すぐの動線上にはいつも話題映画の原作本をずらりと配置。天井から何枚も映画ポスターを吊り下げ(取材当日は「北のカナリアたち」だった)、「見たい」「読みたい」双方の気持ちを盛り上げる販促を積極的に展開中だ。

3年前から働く書店員の高橋計康さんは以前も書店勤めだった。同業出身だけに入社当初はビジュアル重視の店づくりに驚かされたという。
「例えばワゴン売り一つとっても同じ台に何種類も載せるのではなく、コレと決めた一冊だけに絞りこむ。そのほうがお客様にも関心を持っていただけますし、売上にも着実に結びつくことがわかりました」。
確かに店のあちこちにある各ワゴンからは最低でも50冊以上のボリュームで埋め尽くされているイチオシ本の表紙が強烈なインパクトを放っている。こうした視覚に訴えるワゴン展開もまた三省堂独自のカラーとして定着しているようだ。

2012年8月末には専門書コーナーを大幅リニューアルし、蔵書を増やすと同時にコーナー全体を見通せる通路も確保した。医学書・人文書を受け持つ高橋さんも「人の流れがよくなった」と話し、うれしいリニューアル効果を実感している。

また同店では道内作家を中心とするサイン会などイベントの取り組みも活発だ。2012年11月には札幌在住の漫画家三宅乱丈氏、北海道のご当地ネタで知られるエッセイスト千石涼太郎氏、北海道出身で若者に人気のライトノベル作家葵せきな氏を招いてサイン会を実施。サツエキの中心地ステラプレイスにふさわしい華やかな展開で、本探しプラスアルファの楽しさを提供している。

Store picture

札幌シネマフロンティアと連携して話題映画の原作本を猛プッシュ!

リニューアル後は蔵書が増え、見通しがよくなった専門書コーナー

Basic information

【  住    所  】札幌市中央区北五条西2-5 JRタワー札幌ステラプレイス5F
【 電 話 番 号】011(209)5600
【 営 業 時 間】10:00~21:00
【 定  休 日  】年中無休

高橋さんがセレクト!3冊のおすすめ本

1)近藤麻理恵著「人生がときめく片づけの魔法2」(サンマーク出版)

当店の客層は20〜30代の女性のお客様が中心。昨年大ブレイクしたコンマリこと近藤麻理恵さんの片づけ本も人気があり、今回の第2弾もワゴン展開でご紹介しています。「2」は図解が多く、洋服のたたみ方などもわかりやすいイラストで掲載。年末前にぜひこれを読んで大掃除にせいをだしてください。

2)クリストファー・ロイド著「137億年の物語  宇宙が始まってから今日までの全歴史」(文藝春秋)

宇宙誕生のビッグバンから昨年の3.11を含む今日まで、というこれまでありそうでなかった歴史本。作者が自分の子どものために書いた設定なので小学校高学年向けにはなっていますが、大人も十分読み応えのある内容です。おとうさん、おかあさん、クリスマスプレゼントにいかがですか?

魅力的な装丁本)奈良信雄著・三村明子訳「世界で一番美しい人体図鑑」(エクスナレッジ)

普段は建築関連の書籍を手がける出版社が出したユニークな人体図鑑。「世界一」と自分で言ってしまうところに勢いを感じます。骨や内臓など各パーツのイラストの上にさらに透明なイラストシートを重ねて、人体の構造が感覚的にわかるような工夫も満載。専門家には少し物足りないかもしれませんが、どのページもキレイで楽しみながら人体のことを理解できる1冊です。

http://www.youtube.com/watch?v=i9p6F9ylnAE

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