心を揺さぶる一冊との出会いは人生の宝物。書店独自のこだわりやオススメ本を参考に、さあ、書店巡りの旅に出かけてみませんか?
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「お久しぶりです」の挨拶を交わしたのは、“ダイエーの本屋さん”アシーネ上磯店を任されている田中克明店長と。以前、取材させていただいたときは札幌のアシーネ琴似店だったが、函館・上磯店に異動となり1年8カ月が経つという。1階建てのダイエー上磯店は道南屈指の大型店。ダイエーと80店舗近いテナントが入り、「店内を一周すると440m。陸上競技場のトラックとほぼ同じ」という驚きの広さを誇る。その一角を占めるアシーネにダイエーや専門店街で買い物帰りの主婦やファミリーが訪れる。
「専門店街はレディースのアパレルショップが多いので、当店もやはり女性層が中心。ということは皆さん、テレビやネットなどのメディア情報に敏感ですので『ブランチ』などで取り上げられた本はすぐにお問い合わせをいただきます」。
コミックや児童書、文庫の売上ベスト3の中でも、とりわけ文庫のライトノベルが好調とのこと。「山田悠介、二宮敦人らの人気作家は札幌よりも動きが活発。中高生たちにとってちょうどいい読みやすさなのかもしれません」。
2年前の琴似店取材のときはちょうど『札幌市の昭和』という写真アルバムが予約受付中だったが、その後同シリーズで『函館市の昭和』が出版され、ここアシーネ上磯店でも60冊近くが売れたという。1万円近くの価格帯を思うと、郷土愛の強さがうかがえる。北海道情報誌『HO』でも2013年の函館特集号は400冊超えの記録を残し、道南特集でもその半数近くの数字をあげた。今年も『HO』では4月25日発売号の特集で「ちょっとツウな函館案内」を展開。今頃、アシーネ上磯店ではまた新たな記録を打ち立てているのかもしれない。
【 住 所 】北斗市七重浜4-44-1ダイエー上磯店1F
【 電 話 番 号】0138-49-7921
【 営 業 時 間】10:00〜21:00
【 定 休 日 】年中無休
もう皆さんご存知かもしれませんが、表紙の彼女は実際に慶應に合格したご本人ではありません(笑)。初めて本書を目にしたときはショッキングなタイトルを含め「なんだこれは?」と驚きましたが、中身を読むと大学受験生必読の能力向上本。読んで笑える、親ごさんや社会人の方にもおすすめのノウハウが満載です。
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「おすすめ本の3冊目は装丁が美しい本」と聞いて、すぐに思い浮かべたのが近頃人気の絶景ガイド本。複数の出版社から出ていますが、個人的に最も印象がよかった本書を推薦させていただきます。表紙を飾る青雲青海に惹かれてページをひもとけば、次々と現れるまるで絵本のような別世界。「5日間で行けちゃう」と掲げているとおり、親切なアクセス情報も掲載されていて、そのまま旅に出たくなります。
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