北海道書店ナビ

北海道書店ナビ トップインタビュー

新年のご挨拶 (株)コア・アソシエイツ 代表取締役 麻生榮一

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=RTCkajkkGkQ]

「北海道書店ナビをご覧の皆さま、新年あけましておめでとうございます。早速ではありますが、1月20日発売の季刊誌「カイ」(発行:ノーザンクロス)では「特集 やっぱり本が好き」と題して、北海道の書店やブックカフェなど〈本の在り場〉を大特集。カイ編集部様からこの北海道書店ナビにも声をかけていただき、「書籍取次会社が見つけた 北海道書店トリビア」という誌面が掲載されます。紹介されるトリビアはどれも当社の担当者が書店から直接収穫してきた情報ばかり。ご高覧いただけましたら幸いです。


さて、私どもが道内各書店とのコミュニケーションツールとして始めた本コーナーも、今年は2年目に突入します。これまで70件を超える書店を巡り、「現在の書店のありよう」として大きく2つの流れを実感しています。

その1つ目は「地元に根ざした地域店」です。宅配業務を含め地域社会との関わりの中に自分たちの居場所を、しかも何十年にも渡って築いてこられた書店が道内各地にあることに大きな感銘を受けました。


「本の立ち位置は決して楽観視できない現状ですが、昨年からの流れを考えると2012年は〈形あるもの〉が再び見直されていく予感がします」


現在の書籍流通の仕組みでは個人経営の書店に新刊が入りづらく、「本屋に本がない」時代。地方の書店は新刊の入荷で大型書店と競いあうより何か他の切り口、例えば読みごたえのある地元誌のバックナンバーフェアでお客様の気持ちをつかむなどの視点を変えた経営が求められています。

書店側にそうした変化が求められる一方で、取次としてあらゆる本の情報が集まってくる当社だからこそご提案できることもあります。昨年、取材で初めて訪問した中標津の書店に釧路で発行している食旅本「ケランケラン」(発行:ソーゴー印刷)の取り扱いを新たにお勧めしたところ、20冊が完売したという実例もあります。当社では今後も北海道書店ナビの取材を機に、こうした販売促進のお手伝いをより積極的に行っていきたいと考えております。


それから現在の書店のありよう2つ目は「都市型書店」の存在です。充実の品揃えを誇る大型書店が個性ある書店づくりを実現するには、イベント展開が今まで以上に大きなポイントに。すでに大阪や京都では誌面に載っているおすすめグッズも一緒に店頭販売し、大きな世界観ごと提案していく手法も始まっています。料理本の隣にフライパンが書店に並ぶ。一見奇抜に聞こえるかもしれませんが、これからも注目していきたい試みです。


以上を踏まえまして、2012年の北海道書店ナビはさらなるパワーアップを目指します。道内各書店と本を愛する皆さまとのコミュニケーションをデザインする場として具体的かつ立体的な情報を皆さまにお届けしてまいります。本年も一層のお引き立てを賜りますよう、心よりお願い申し上げます」

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