心を揺さぶる一冊との出会いは人生の宝物。書店独自のこだわりやオススメ本を参考に、さあ、書店巡りの旅に出かけてみませんか?
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かつて小樽都通り商店街で営業していたゲオ小樽店は、2009年10月に現在の臨港線沿いに移店オープン。小樽市内では唯一のゲオだが、「DVD/ブルーレイ・ゲームレンタルやリサイクルのイメージが強く、新刊本を買える書店としての顔も知ってもらいたい」と、江渡司店長は語る。

フロアの3分の1を占める新刊書籍コーナーはコミックや雑誌が中心。日中はシニアや主婦層が多く、夕方以降は学生や社会人に移行する。近くにJR 南小樽駅があり、学校・会社帰りのJR利用者が訪れる。札幌・小樽間の幹線沿いという立地から車での来店が圧倒的に多く、余市や古平のゲオ会員もいるという。近隣のお客様は自転車ですか?と訊ねると、「小樽は坂道が多いので自転車のお客様は思ったよりも少ないかもしれません」という答えが返ってきた。

人気のコミックコーナー。今後は店独自のフェアなども期待したい。
まず、当店でも人気の伊坂作品から1冊選ばせてもらいました。主人公が死神という風変わりな傑作短編集です。金城武さん主演で映画にもなりましたが、映像にしてしまうと非常にネタバレになりやすい内容なので、どちらも未見の方には、ぜひ活字としての面白さから体験してほしいと思います。続編『死神の浮力』も出ています。
作家であり、探検家・環境保護活動家でもあるC.W.ニコルさんの著作は学生の頃から読んでいて、自分の人生に大きな影響を与えてくれた人の一人です。フィクションも書かれていますが、やはり面白いのはご本人の生い立ちや生き方を語るノンフィクション系。私たちは自然とどう向き合っていけばいいのか。今こそ考えたいテーマについて熱く、やさしく語りかけてくれます。
数ある道内雑誌の中でも表紙を見て一目で「おいしそう!」と思えるのは、このオトン。うどん、そば、どんぶり…自分も気になる特集のときはいつも買っています。ちょこちょこと小樽の店も出ていますが、いつか大きく小樽特集をやってくれる日を楽しみにしています!©2025北海道書店ナビ,ltd. All rights reserved.