心を揺さぶる一冊との出会いは人生の宝物。書店独自のこだわりやオススメ本を参考に、さあ、書店巡りの旅に出かけてみませんか?
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札幌の大通にあるMARUZEN&ジュンク堂書店のコミックの棚を案内してくれたのは4階のフロア長を務める吉田恵さん。札幌出身で、首都圏の大学から4年前に同社に入った新卒採用組。「いつか北海道に戻ってきたい」と思っていた希望どおり札幌店に配属され、プライベートでも「大好き!」というコミック担当として腕を振るっている。
「好きで手に取るのは少女マンガ、吉住渉さんの『ママレードボーイ』や羽海野チカさんの『ハチミツとクローバー』ですが、当店のメインで売れているのは少年・青年マンガ。興味を広げて幅広いジャンルを読むように心がけています」。
2013年の夏に札幌芸術の森で開かれた「ほっかいどう大マンガ展」にも足を運び、道産子作家の原画に感動したという勉強熱心な吉田さん。アニメ化・舞台化が起爆剤となる昨今のコミック市場を踏まえて「コミック原作のアニメが始まったら必ず第一話をチェック」するのも趣味と実益を兼ねた大切な時間。「今は“中の人”である声優さんの特集によってもアニメ誌の売上が変わるのでアンテナを張り巡らせています」。
【 住 所 】札幌市中央区南1条西1丁目8−2 丸井今井南館B2~4F
【 電 話 番 号】011-223-1911
【 営 業 時 間】B2〜4F書籍売場 10時〜21時 5F文具売場は 10時〜20時 (日曜日は10時〜19時半)
【 定 休 日 】年中無休
言わずもがなの第150回芥川賞受賞作。仕事を辞め、夫の実家の隣に身を寄せる事になった私の奇妙な日常を描く。近くにいながらも奇妙な距離感のある夫の家族と、近所の住人。見たことのない黒い動物に、町に点在する奇妙な穴。緊密な文体の先に忽然と現れる異界に思わず引き込まれる事必至!前作「工場」もイチ推し!!
『森の生活』で著名な作家ヘンリー・ソロー。彼と親交のあったブレークによって編纂された本書は、2月24日から4月11日までの日記を収録した春編。体制を拒否し、終生、自然と寄り添う事で紡がれた言葉は示唆に富み、説得力がある。ガンやシジュウカラ、ユキノシタなど日本でもなじみのある動植物の名前に親近感を覚えつつ、芽吹く春を一足早く体感するのも、また一興。
芥川賞作家堀江敏幸によるエッセイ集。全25篇で取り上げられているのは、画家ワイエスや詩人尾形亀之助のいずれも「窓」で切り取られた静謐な世界。戦前を代表する写真家高山正隆の一見、エッチングの様にも思えるソフトフォーカスで写し出された作品は、エッセイの世界観とも相まって窓の向こうの世界を想起させる一冊に仕上がっている。
第1位:「ビブリア古書堂の事件手帖5」 見上延 著(アスキー・メディアワークス)
第2位:「永遠の〇」 百田尚樹 著(講談社)
第3位:「幸福な生活」 百田尚樹 著(祥伝社)
第1位:「面倒だから、しよう」 渡辺和子 著(幻冬舎)
第2位:「これでいいのか北海道札幌市第2弾」 上岡哲次 著(マイクロマガジン社)
第3位:「人生はニャンとかなる!」 水野敬也 著(文響社)
第1位:「まんがでわかる7つの習慣 」 小山鹿梨子 著(宝島社)
第2位:「伝え方が9割」 佐々木圭一 著(ダイヤモンド社)
第3位:「ゼロ~なにもない自分に小さなイチを足していく」 堀江貴文 著(ダイヤモンド社)
第1位:「長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい 」 鬼木豊監修 (アスコム)
第2位:「毎日がときめく片付けの魔法」 近藤麻理恵 著(サンマーク出版)
第3位::「ズボラでも血糖値がみるみる下がる57の方法 」 板倉弘重 著(アスコム)
第1位:「ノンタンおやすみなさい 」 おおともやすおみ 著(偕成社)
第2位:「どんぐりむらのどんぐりえん」 なかやみわ 著 (学研教育出版)
第3位:「人生、90歳からおもしろい!」 やなせたかし 著 (フレーベル館)
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